第1回TSUTAYAえほん大賞発表☆読んでみたい作品は…
前回はハッチンスの絵本をご紹介しました。
第二弾をご紹介する前に…
先日、2020年、第1回TSUTAYAえほん大賞が発表されました!
2019年8月以降(新人賞は2017年8月以降)に刊行された作品の中から、全国のTSUTAYA・蔦屋書店の児童書担当の方が選んだ作品とあって、新定番となりそうな絵本がズラリ~
というわけで今回は、受賞作品の中から、気になった作品をご紹介しますね☆
「パンどろぼう」作:柴田ケイ子 KADOKAWA
映えある1位に輝いた作品。見てください、この顔。パンなのにパンどろぼう!というシュールさや表情のおかしさ、可愛さ…など、一冊で何度もおいしい?!
「ふーってして」作:松田奈那子 KADOKAWA
表紙が素敵ですよね。水彩絵の具に息を吹きかけて現れる絵を題材にした作品で、色を混ぜることで生まれた名作「あおくんときいろくん」を彷彿させます。これは、実際に絵の具を用意してやってみないと!ですね。
「やねうらべやのおばけ」作:しおたにまみこ 偕成社
木炭で描かれたという繊細な絵が魅力的。「やねうらべや」も「おばけ」も、子どもたちがワクワクするキーワードですよね。
絵本大賞は、今まで知らなかった新しい絵本に出会える機会です。
どれも、4歳の次男が喜びそうで、読んでみたいと思います♪
…が、最近、次男の読み聞かせを阻む大問題が!!
それは…
夜になると、コテンと寝てしまうこと。
長男の明日の準備をチェックして、三男の寝かしつけをして…とあわただしくしている間に、いつの間にか次男が寝ちゃってることが多いんですよね💦
気が付くと、リスのように小さく丸まって…ZZZ
寝かしつけに手がかからないのはいいんですが、読み聞かせタイムは確保したい!というのが最近の悩みです~
ちなみに、小学生の長男にはこちらがよさそう↓
小学校のクラスを舞台にした作品なので、きっと興味を持つと思います。
今日の絵本
「ひとつぶのおこめ」「バムとケロのもりのこや」「くわがた」
「ばいばい」「じゃあじゃあびりびり」「Mickey and his Friends」
長男7歳、次男4歳、3男0歳
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くりかえしの名手、ハッチンス!兄弟への優しいまなざし
皆さま、パット・ハッチンスというアメリカの絵本作家をご存知ですか?
名前は知らなくても、パパママ世代が子どもの頃から人気で、日本でも数多くの作品が出版されているので、誰もが一度は読んだことがあるのではないでしょうか?
ハッチンスの中でも特に有名な作品は、こちら。
「せかい一わるいかいじゅう」シリーズ
「せかい一わるいかいじゅう」作:パットハッチンス 訳:乾侑美子 偕成社
赤ちゃんが生まれてお姉ちゃんになったかいじゅうの女の子のお話。
何が面白いかって、かいじゅうの世界では「わるい」方がいいっていうこと。
だから、弟ばかり注目を浴びてちょっぴり切ないお姉ちゃんにスポットを当てながらも、ユーモアたっぷりの楽しいお話になっています。
「ティッチ」シリーズ
「ティッチ」作:パット・ハッチンス 訳:石井桃子 福音館書店
こんどは、お兄ちゃんお姉ちゃんのことが羨ましい、ティッチのお話。
少し年の離れたティッチですが、お兄ちゃんお姉ちゃんと同じ土俵では勝負できないのなら、アイデアで勝負です!
兄弟のあるある、お下がりを題材にした「ぶかぶかティッチ」「きれいずきティッチ」もオススメです。短いお話なので、小さい子から読めます。
「おたんじょうびおめでとう!」
「おたんじょうびおめでとう!」作:パット・ハッチンス 訳:わたなべしげお
以前も紹介しました↓ 4歳のお誕生日を迎えた男の子サムくんが主人公のお話です。
サムくんはハッチンスの次男さんとのことですが、このお話には、子どもがサムくんひとりしか登場しません。お誕生日だからこそ、サムくんだけに注目しているのではないでしょうか。次男さんへの深い愛情が感じられます。
結末でなるほど!と思わず納得。繰り返しの2層構造になっている、これまたハッチンスならではと言える傑作です。
いかがでしたか?
今回は、お母さんでもある絵本作家ハッチンスの、兄弟の上の子、下の子それぞれに向けられた優しさの感じられる作品をご紹介しました。
まだまだオススメがあるので、次回もハッチンスの作品をとりあげます。
お楽しみに!
今日の絵本
「1つぶのおこめ」「ないたあかおに」
「じゃあじゃあびりびり」「おつきさまこんばんは」「くだもの」
長男7歳、次男4歳、3男0歳
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どの絵本を読んでいいのか悩む?そんなときは「ねえ、どれがいい?」
先日、ささいなことで叱られた長男。
普段、長男は夜一人で読書していますが、そんな夜は次男と二人、一緒に絵本の読み聞かせタイムです。
とはいえ、子供向けの絵本の読み聞かせには、興味を示さないので…さて、何を読むか?
と思ったとき、いい絵本がありました。
「ねえ、どれがいい?」
子供の頃、読んだ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
かく言う私も、小学生の頃読んだ記憶があります。
もしも○○と△△と××だったら、どれがいい?と聞かれるのですが、
その選択肢がヒドい。
まさに、究極の選択!
でも、絵は優しい色使いで怖くないので、ご安心を。
「全部やだ~!」とか言いながらも、こっちかな、いや、やっぱりこっちかな、と選ぶのが面白い参加型の絵本です。(たまに、いい選択肢もありますが…)
「ねえ、どれがいい?」には、続編もあります!
「またまた、ねえ、どれがいい?」
こちらの方が比較的選びやすいマイルドな選択肢になっていて、寝る前に読むのにもオススメです。
「ねえ、どれがいい?」、「またまた、ねえ、どれがいい?」は、こんな風に、読み聞かせから離れてしまった子や、読書習慣がない子も、きっと楽しめる絵本ではないでしょうか?
わが家も、長男と次男がそれぞれ、全部の質問に悩みながら答えていましたよ。
英語・日本語CD付きも販売されていました★
今日の絵本
「ないたあかおに」「Tangled」
「じゃあじゃあびりびり」「もこもこもこ」「きゅっきゅっきゅっ」
長男7歳、次男4歳、3男0歳
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再読のお楽しみは英語絵本にも♪「Goodnight Moon」
前回、「びっくりまつぼっくり」が、噛めば噛むほど味が出るスルメ絵本だとご紹介しました。
そんなスルメ絵本を早速、英語絵本でも見つけちゃったのです!
皆さんご存知、スーパーロングセラー絵本、Goodnight Moonです。
「Goodnight Moon」作:Margaret Wise Brown
日本語のタイトルは、「おやすみなさいおつきさま」。
この絵本、寝る前に部屋中の色んな物に「おやすみ」するんですが…
タイトルに、「Moon」日本語では「おつきさま」とあるんですよね。
というわけで、改めてお月様に注目してみると…
?!!?!!!?!
お月様、時間の経過とともにちゃーんと動いてるんですね☆
ああこれ、今まで気づきませんでした!
ネズミやおかゆのことは気づいて、過去記事でも触れていたのに ↓
さて、この「Goodnight Moon」も、長男・次男が小さいころ読んだのを、最近三男に読み聞かせするようになって、初めて気づくことができました。
こんな風に、上の子の時に読んでいた絵本を改めて読み返すと、新しい発見があります。
うーん、やっぱり、ロングセラー絵本は何度読んでも味わい深いですね。
今日の絵本
「ミッケ」「どんなにきみがすきだかあててごらん」「マフィンおばさんのぱんや」
「でてこいでてこい」「だるまさんの」「Goodnight Moon」
長男7歳、次男4歳、3男0歳
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秋に読みたい☆「びっくりまつぼっくり」を再読してビックリ
以前に当ブログでもご紹介した、今の季節にぴったりの絵本、「びっくりまつぼっくり」。
表紙の大きな松ぼっくりの絵と、味のある文字が印象的ですよね。
「びっくりまつぼっくり」文:多田多恵子 絵:堀川理万子 福音館書店
長男が大好きだった絵本で、まだ小さかったのに暗唱してびっくりしたのを覚えています。
そろそろ次男にも…と思い、読んでみたところ…
当時気が付かなかったことを発見しました!!
それは…
あ!
ネタバレしちゃいますので、まだ知りたくない方は、これ以降読まないでください!!
それは…
男の子の髪型です。
なんと、朝起きたら大きく開く松ぼっくりと連動して、朝起きたら寝癖が爆発していました!
以前ご紹介したときは、松ぼっくりへの科学的な視点と文章のリズムの良さを兼ね備えていることをお伝えしましたが、恥ずかしながらこの寝癖、当時は気づいていませんでした。
いい絵本はスルメのように、噛めば噛むほど味が出るものですね☆
10月と言えば♪ ハロウィンにぴったりの絵本もご紹介しています ↓
今日の絵本
「パンやのくまさん」「ピッツァぼうや」「むしばはどうしてできるの?」
「じゃあじゃあびりびり」「でてこいでてこい」「Good Night Moon」
長男7歳、次男4歳、3男0歳
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昔、小学生だった私が再会した「ふしぎなかぎばあさん」
小1の長男と図書館をパトロール中に、また懐かしい本に出会いました。
「ふしぎなかぎばあさん」作:手島悠介 絵:岡本颯子 岩崎書店
面白かったのは覚えているけれど、どんなお話だっけ…。
そろそろ長男も読めるかな?
早速借りると、長男は一気読み。
長男が読んだあと、私も手に取ってみました。
すると…
冒頭から、圧倒されました。
算数のテストの悪い点に続いて、鍵をなくしたときの心細い気持ち。
トイレに行きたくなったのに、トイレ貸してくださいって言えない気持ち。
作者は、どうして、こんなに小学生の気持ちがわかるんだろう…
さらに、お話の中心となる「ふしぎなかぎばあさん」の不思議さもさることながら、友達に、手料理に、テレビ…と小学生にぴったりと寄り添う話題が盛り込まれ、最後にはお母さんも出てきて算数のテストの伏線が回収されるという展開に脱帽いたしました。
フィクションなのに、リアル。
1976年のお話なのに、色褪せない。
これぞ、物語の面白さ。
長男も、「面白かった!早くシリーズで読みたい!」と言っています。
私、3人の子供の母ですが、ここまで子供の気持ちがわかりません。
自分が子供の頃は、「ドラえもん」ののび太のママも、「クレヨンしんちゃん」のみさえも好きじゃなかったはずなのに、大人になって見ると、のび太のママやみさえの方に共感している。
いつの間にか、子供の気持ちをどこかに忘れてきて、大人の目線から抜け出せなくなっていました。
でもこうして、懐かしい物語に再会するのが、最近の新たな楽しみになっています。
「ふしぎなかぎばあさん」は、冬のお話なので、寒くなるこれからの季節に是非、読んでみてください。
今日の絵本
「じゃあじゃあびりびり」「いないいないばあ」「Goodnight Moon」
長男7歳、次男4歳、3男0歳
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冬の☆星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳
前回までの記事では、リゾナーレ熱海に旅行したことをお伝えしました。
実は、2年前の2018年末に二泊三日でリゾナーレ八ヶ岳を訪れていました。
コロナ前なので今とはちょっと違うと思いますが、とっても素敵だったので、こちらも駆け足でご紹介いたします!
当時、子どもたちは、5歳、3歳。
雪が心配だったので電車で行きましたが、送迎バスもあってストレスなく到着しました♪
海の青に囲まれた熱海に対して、こちらはブドウの紫がイメージカラー。
さて、子どもたちの一番のお目当ては…
プール!
なんといっても、八ヶ岳のプール「イルマーレ」は、広くて、波のプール、ボールのプール、ウォータースライダー、噴水などなど…盛りだくさん!
レンタルのバナナボートも借りて、滞在中何度も何度も通って遊び尽くしました。
子どもも大喜びですが、ヨーロッパの町並みのような雰囲気が大人にとってもたまりません♪
そして、冬に行ったのでミニゲレンデとスケートの体験も♪
ホテルからすぐのピーマン通りにあるミニゲレンデで遊ぶのに、スキーウェアのレンタルができました。
おそろでおしゃれ~~なウェアにテンションが上がります(親の)!
小さな坂をスキー板で降りるのにチャレンジ。
子どもは寒さとの戦いでしたが、寒空の下の温かいおやつもオツなもの。
寒さに弱いわが子は、ミニゲレンデでちょうどよかったです。
夜には、ライトアップのピーマン通り。見事です。
また、夜のお楽しみは他にも!
美味しーいビュッフェはもちろんのこと
ワインとチーズを頂きながらピアノの生演奏が聞けたのが、本当に贅沢なひとときでした。
子どもが小さくてゆっくりできなかったので本当に「ひととき」でしたが(>_<)!
さらに、外で星空を見て…
パパと長男は、露天風呂で流れ星を見ることができたそうです!
何をお願いしたのかな…?
ピーマン通りにはレストランも並んでいて、帰りにはお蕎麦やさんで年越しそばを食べました♪
ちなみに、ブックカフェは八ヶ岳にもあります♪
雪遊びとプールが楽しめるのは、八ヶ岳!です。
真冬なので、防寒対策は必須ですが、ホテル内のプールやホテルからすぐのゲレンデは子どもにとってはありがたい限りです。
熱海と八ヶ岳、迷っているかたはご参考までに…
今日の絵本
「びっくりまつぼっくり」「なにのあしあとかな」「たからものくらべ」
「でてこいでてこい」「じゃあじゃあびりびり」「おおきくなった」
長男7歳、次男4歳、3男0歳
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