進級の春に♪「ぼく先生のこときらいです」
桜満開、春ですね。
この春、わが家の子どもたちは、大きな変化を迎えます。
三男は新しい保育園へ、次男は入学して一年生に、長男は新三年生で初のクラスがえです。
担任の先生も変わります。
先日、実家に帰ったとき、そんな長男にピッタリの児童書を見つけました。
「ぼく先生のこときらいです」
物語はまさに、2年生が終わって3年生が始まる前の春休みからスタートします。
主人公の担任の先生が、2年生のときはおおらかな男の先生だったのが、3年生になって全然雰囲気の違う女の先生に変わってしまいます。
先生によって認めてくれるポイントが違うことに、戸惑う主人公。
その思いは、物語が進むにつれて、どんな風に変わっていくのでしょうか。
一人称で展開されるストーリーはもちろん、本の挿し絵も主人公の「ぼく」が描いている設定で、絵に細かく「ぼく」のコメントが書き込まれているのも見所です。
さて、この本を実家の本棚で見つけて長男に渡したところ、「え?おれ先生のこと好きだよ」と、長男。
そうそう、だからこそ、長男が共感できるのではないかと企んだのです。
案の定、長男は、等身大のストーリーや本当に小学生男子が書いたような挿し絵が刺さったらしく、繰り返し読んでいました。
長男は、3年生になってどんな担任の先生になるかはまだ分かりませんけれども、先生も変わるしメンバーも変わるので、全然違うクラスになること必至の今、まさに「ぼく」の気持ちになって読み進めたのだろうと想像します。
「ぼく、先生のこときらいです」の文は、
かんぱいシリーズの宮川ひろさん。
絵は、
「おかあさんがおかあさんになったひ」の長野
ヒデ子さんです。
今日の絵本
「こぐまちゃんいたいいたい」「おんなじおんなじ」
「おさるのジョージがっこうへいく」
長男8歳 次男6歳 三男2歳
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