絵本、ときどき、英語絵本

医者のパパと看護師のママの絵本育児

大公開☆我が家の図書館活用法(前編)

読書の秋到来♪

というわけで、今回は、乳幼児期から図書館通いを続けている、我が家の図書館活用術をお伝えします!

 

2週間サイクルで借り続ける

 

図書館の返却期限は2週間です。

 

1人あたり10冊借りるとして、カードがふたり分なら20冊。

お気に入りの本は何度も繰り返し読んだりしていると、2週間はあっという間に過ぎてしまいます。

 

そのため、2週間いっぱいまで借りて、返しに行く日にまた借りるのが、我が家のお決まりパターン。

 

2週ごとに20冊返す→20冊借りるの無限ループで、常に20冊は家で図書館の本が読める状態に!

 

計算すると、

20冊×月2回×12ヶ月=年間480冊

に、なります。

 

これを長男が生後1歳になる前からずっと続けているので、図書館の本だけでもなかなかの読書量ではないでしょうか。

(さすがに1歳では20冊も借りていませんでしたが…)

 

 

ネット予約をフル活用

 

読みたい本を図書館で探すのって、けっこう大変じゃないですか?

 

もちろん、図書館は分野別にすっきり整理されているので、慣れればお目当てのコーナーを探すのは難しいことではありません。

 

一方、分野ではなくて「このタイトルが読みたい!」と決まっているとき。

この場合は、俄然、予約がオススメです。

 

ネットショッピングをするように、オンラインでポチポチすれば、遠くの図書館にしかない本も、話題の新刊も(待ちますが)、簡単に予約することができます。

 

そこで、書評などで目についた本のタイトルを控えておき、時間のあるときにちょこちょこ予約をしています。

 

特に、小さい子連れではお目当ての本をゆっくり探す暇もありませんので、予約すればカウンターですぐ受け取れる、この便利さは病みつきですよ♪

 

 

 

延長することもできる

 

大人はあまり同じ本を続けて何度も読んだりしませんが、子どもって気に入ったとなると同じ本を繰り返し読みますよね。

 

まだまだ読みたい!2週間じゃ足りない!ということもざらにあります。

 

でも、そんなときは、延長制度を使えば大丈夫。

事前にワンクリックで延長しておけば、もう2週間借りられます。

 

もちろん、忙しかったり体調不良で返しに行けないときも、迷わず延長ですね。

 

延長しなくても次の本が借りられないだけではありますが、返しにいけないときは延長するのがマナーですね。

 

なお、図書館が空いている時間に行けないときは、ブックポストから返却することもあります。

 

 

大人の本も借りる!

 

これは、とても強調したいポイントです。

 

いつも子連れで図書館に行きますが、子どものためだけに行くわけではありません。

 

公園や支援センターは子どものために行きますが、図書館は違いますよ~

 

 

図書館に行くときはできるだけ、1冊でもいいから自分の本も選ぶようにしています。

 

 

長男が赤ちゃんの頃は、子どもの本5冊と大人の本5冊のペースで借りていました。

 

今は、子どもが読みたい本も増え、私は残念ながら読む時間が減ったので、大人の本は数冊程度…

 

小説や雑誌や実用書など、ジャンルを問わず借りています。

 

例えば、こんな本とか… 

大川契り: 善人長屋 (新潮文庫)

大川契り: 善人長屋 (新潮文庫)

 

 

 こんな本とか…

考えない台所 (Sanctuary books)

考えない台所 (Sanctuary books)

 

 

 

小さい子がいると…

子どもがいて落ち着かないので、本屋さんではとてもゆっくり本を選べない!

どれを買えばいいか迷って結局決められずに終わってしまう!

 

そんなときも、図書館は強い味方です。

 

だってお金がかからないんですもの。

ちょっと目についた気になるタイトルも、似たような本が複数あっても、手当たり次第借りたっていいんですもの。

 

時間がなければ斜め読みすればいいし、期待はずれなら途中から読まなくても、罪悪感はありません。

 

 

さらに、大人が本を読むことでもうひとつのメリットが!

 

親が本を借りて家で読書しいると…

その姿を子どもは見ています。

 

家族で活字を読む習慣が定着するので、とってもオススメですよ♪

 

 

 

今日の絵本
「よわいかみつよいかたち」「わたしのかわいいナミちゃん」「にのみやきんじろう」

「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」
長男5歳 次男2歳

 

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宇宙の不思議に触れる!しぜん「うちゅう」と映画「アンパンマン クルンといのちのほし」

今、宇宙に注目が高まっています。

今年、2018年の9月には、火星が地球に接近するそうです。

 

5歳になった我が家の長男は、相変わらず月1程度のペースで千葉市科学館プラネタリウムに通っています。

プラネタリウムは、外で遊べない暑い夏にもピッタリですね。
おかげさまで、星のことに関心を持ち続けている長男。

 

abcdehon.hatenablog.com

 

 

 

なんと、幼稚園から定期購読している月刊絵本、キンダーブックしぜんの9月号は、宇宙がテーマ!
とあって、ワクワクしながら読んでいます。

 

abcdehon.hatenablog.com

 
キンダーブックしぜん 2018年9月号:「うちゅう」

これが、なかなかに詳しい。

月、太陽系、銀河、無重力…。

難しいのでは??という内容も多々ありますが、


「月は大きいの?小さいの?」
ブラックホールの中に星や光が入るなら、ブラックホールは真っ黒じゃなくて光っているはずじゃない?」


などと、長男なりに色々考えています。

 

質問に答えるのも一苦労。(←母)
大人でも難しくないですか?!

 

お父さんは、喜んで重力の話を長男にしてました(笑)


ちなみに、今年公開の映画アンパンマンそれいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星」も、宇宙を舞台にした作品。
「星の生まれるところ」や「ブラックホール」が出てきます。


我が家は、5歳&2歳を連れて映画館に行き、歌のシーンでは二人して喜んで歌ったり踊ったりしながら楽しく観ることができました。

 

そして、親も、バイキンマンの行動に…不覚にも、泣けます!
いつも戦いばかりしているけど、こんなバイキンマン初めて?!
すべての「アンパンマン」ファン必見の作品です。

 

abcdehon.hatenablog.com

 

 

 

今日の絵本
「おふができるまで」「おちゃができるまで」「かずのほん」 「うちゅう」「ばいばい」
長男5歳 次男2歳

 

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トロッコ列車の旅~かこさとしさんを訪ねて~

あじさいの美しい季節に、4歳2歳の子連れで、小湊鉄道里山トロッコ列車で房総半島を旅してきました。

 

このトロッコ列車の魅力は、かこさとしさんの晩年の絵本「出発進行!里山トロッコ列車 小湊鉄道沿線の旅」に描かれています。

 

出発進行! 里山トロッコ列車 小湊鐵道沿線の旅

出発進行! 里山トロッコ列車 小湊鐵道沿線の旅

 

 


車椅子生活のなか、論文や他の絵本の製作に携わりながらも、里山の自然を伝えるトロッコ列車の取り組みを尊重して手掛けたという貴重な作品。


優しい色使い、細かい草木や生き物の描写が、かこさとしさんらしく、印象的な一冊です。

 

 

さて、今回私たち家族が乗ったのは、かこさとしさんの追悼を記念して期間限定、かこさとしさんの名作「からすのパンやさん」の内装の列車でした。


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この様々な形のパンが子ども心をくすぐりますが、かこさとしさんは、1羽1羽のカラスたちの表情を描き分けているのでそちらも注目!ですよ~

 


窓がない車両は涼しく、自然の風が心地よく感じられます。


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駅では、お弁当が売っていて、途中下車をして買うことができます。


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房総半島の郷土料理、飾り巻き寿司やプラムもありました。


列車の中で食べるお弁当やおやつの美味しいこと。


駅舎のレトロな感じもたまりません。


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トトロの壁画の駅舎も有名。


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終点、養老渓谷では、束の間の足湯も楽しみました。


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往復2時間でしたが、4歳と2歳の子どもたちもぐずることなく楽しんでいました。

 


ただただ、列車に揺られるひととき。


日常を少し離れて、ひと昔前の日本にタイムスリップしたような、心洗われる旅でした。


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かこさとしさんの内装は期間限定でしたが、四季折々の景色が楽しめるトロッコ列車は、今も運行中です。


古きよき里山の自然を訪ねて、是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

abcdehon.hatenablog.com

abcdehon.hatenablog.com

 

 

今日の絵本
「とけいのほん①」「むしばミュータンスのぼうけん」「しぜん うちゅう」 「ひとりでうんちできるかな」
長男5歳 次男2歳

 

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理系の芽を育てるなら!かこさとしさん「かがくのほん」シリーズの魅力を語る

「だるまちゃんとてんぐちゃん」「からすのパンやさん」など、物語の本が有名なかこさとしさんですが、理科系の絵本こそさらに貴重な、かこさとしさんならではの絵本ではないでしょうか。


以前、当ブログでも、かこさとしさんの「からだのほんシリーズ」の1冊、「むしばミュータンスのぼうけん」をご紹介しました。

 

 

abcdehon.hatenablog.com

 

 

その「からだのほん」シリーズに負けず劣らず、「かがくのほんシリーズ」が本当にすばらしいんです。

 

かこさとしさんは、「かこさとし 人と地球の不思議とともに」のインタビューの中で、子どもを「小さなアインシュタイン」と呼んでいます。

 

 

また、子どもたちをいつも「子どもさん」と「さん」付けで呼んで、決して子ども扱いせず、物事の真理を理解しうる賢い存在として尊重しているのが分かります。

 

 

そんなかこさとしさんですから、「かがくのほん」にかける情熱には並々ならぬものがあります。

 

実際に、「かがくのほんシリーズ」を手にとってみましょう。
科学の芽を育てるうえでの狙いの深さに驚かされます。

 

例えば、「よわいかみつよいかたち」では、貯金箱の中の10円玉を乗せていくことで紙の強さを比較する実験をしますが、この貯金箱の中にある10円に限りがあることが「研究の限界」を示しているそうです。

 

 

 

同じような研究でも、どのくらいの規模で調査するのか、どこで調査するのかなど…条件によって結果は変わります。それが、研究です。
「研究の限界」とは、研究はあくまで先人からの積み重ねであり、1つの研究でわかることは限られているという、当たり前だけれど正しく謙虚な考え方です。


(研究に携わる身としては、極端なことをあたかも万人に共通するかのように結論付けて伝えるような報道に惑わされず、どうかこの考え方を忘れないで欲しいと常々思います)

 

 

また、「なんだかぼくにはわかったぞ」では、おじさんからもらった熊の人形が何でできているか、実験して答えを導きます。

 

なんだか ぼくには わかったぞ (かこ・さとし かがくの本)
 

 


論理的な考え方、仮説の立て方、物事の整理の仕方…
これらが絵本として、まるで自分が実験しているかのように臨場感を持って分かりやすく描かれているのですから、脱帽です。

 

 

なお、理系の絵本を製作するにあたって、子どもにウソを教えないように、数十年後も通用する真実を描くよう努めていたというかこさとしさん。


まさに、数十年経った今でも、科学の根底にある真理を伝える絵本として、色褪せることのない輝きを放っています。

 

このように、「かがくのほん」シリーズは、
子どもに理系の基礎を伝えるのに、これ以上の教科書はないんじゃないか?!
というくらい、私たち理系の夫婦が手放しで絶賛したくなる内容ですので、是非多くの子どもたちに読んでもらいたいと思います。

 

 

abcdehon.hatenablog.com

 

 

今日の絵本
「おすしのずかん」「ノンタンタータンあそびずかん」「むしばミュータンスのぼうけん」「とけいのほん①」


長男5歳 次男2歳

 

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兄弟げんかも解決!?トマト事件とかこさとしさん

夏休みですね。


長男が、幼稚園からミニトマトの鉢植えを持って帰ってきました。
幼稚園でも毎朝水やりしていたそうで、緑のトマトがいくつもなっていました。


ところが…

家でもお水やりをしようとしたら、2歳の次男がさっともいでしまったのです。
まだ緑のトマトを…

 

一瞬の隙に農作物を奪う…まるで、悪い猿のようです。

 

次男の最近のいたずらには、ほとほと手を焼いています…

 

さすがの長男も怒りますよね。

でも、兄弟げんかはしてほしくない。

 


そこで、私はすぐに、もがれた緑のトマトに顔を描きました。

 

すると…
怒っていた長男もニコニコに。

 
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飾ってみるといい感じです♪

 


この、野菜にお顔を描くというアイデアは、かこさとしさんの「からすのやおやさん」という絵本に出てきます。

 

からすのやおやさん (かこさとしおはなしのほん)

「からすのやおやさん」は、有名な「からすのぱんやさん」の子供たちが活躍するシリーズの1冊で、物を売るための値段の付け方や様々な工夫が描かれている、社会のお勉強にもなる絵本です。

 

野菜に絵を描くことで付加価値をつけるなんて、さすが子ども心をよく知っているかこさとしさんならではの発想ですね。

 

かこさとしさん、ありがとう!!

 

 

abcdehon.hatenablog.com

 


しかし、残念ながらその後も緑のトマトは被害に遭い、結局は兄弟げんかに…


夏休み、兄弟がけんかしないで仲良く過ごしてもらいたいと思う母でした。

 

 

今日の絵本
「あまいみずからいみず」「よこにきってまるいかたち」

「やさいのおなか」「まあるくておいしいよ」 「ノンタンあわぷくぷくぷぷぷぷう」「ノンタンのたんじょうび」「ノンタンおやすみなさい」
長男5歳 次男2歳

 

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ママが虫垂炎になっちゃった!そのとき子どもは?仕事は?

先日、私が虫垂炎になってしまいました。

午前中から何となく食欲がなく、腹痛が持続している…
しかも、でこぼこ道や歩くと響く痛みで、おさまることなく徐々に痛みが増してくる…
気づけば、明らかに右下腹部が押すと痛む…

熱はないのですが、あ、鎮痛剤飲んじゃったからかも…

 


というわけで、外科医のパパに相談し、夕方にパパが当直中の病院を救急受診したのでした。

 


お腹の所見は虫垂炎の可能性大。
というわけで、CTをとったら軽い虫垂炎の所見があるとのこと。
採血でも炎症反応が少し上がっていました。

 

CTの帰りには歩けないほどの激痛でしたが、

すぐに点滴で抗生剤と痛み止めを投与してもらうと、それだけでかなり痛みは回復。
(点滴中はパパが子どもたちに食事をとらせてくれました)

 
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(↑子どもが写真撮りました)

 

痛みが軽快したので、その日は帰宅して就寝。

翌日はなんと仕事に行き、子どもを保育園に預けてから抗生剤の点滴投入れて仕事しました。

職場が病院なので…


でも、座り仕事で休憩もとれましたし、だいぶ元気になってたので、大丈夫でした。

(急性期に仕事に行くことは、決して患者さんにはオススメしません!)


その後は内服薬の抗生剤を飲んでいて、食事開始後も問題なく経過しています。

 


実は、私が虫垂炎になるのはこれで2回目。
14歳のときにもかかって、入院したものの、薬で散らしていたんですよね。

 

今思えば、若くて傷の治りもいいだろうし、子どももいなくて1週間くらい余裕で休める、あの頃に手術しておけばよかったかも…?!

 

今、おいそれと休めませんからね…

 


とはいえ、我慢は禁物ですよ!!

 

私は今回たまたま、わかりやすい症状が出て、すぐに受診できて、早めに抗生剤をしっかり投与して、悪化せずに済んだから大丈夫だったのです。(夫談)

それはたまたま運が良かっただけで、虫垂炎で緊急手術の適応になったり最悪生死に関わることもありますからね…

 

 

さて、そんな虫垂炎関連の絵本を以前に紹介していましたので、再掲しますね。

 

abcdehon.hatenablog.com

 

虫垂炎は比較的身近な病気ですが、すぐに診断がつくとは限りませんし、皆さまはくれぐれもお気をつけくださいませ…

 

 

なお、今回の体調不良とは別に、とある試験の勉強のため、ブログの更新が滞っていました。ごめんなさい。
しばしの間、ゆっくりペースで更新していきます。

 

 

今日の絵本
「よわいかみつよいかみ」「ぼくにはなんだかわかったぞ」「キュリーふじん」

「どうぶつなんてなく?」「きんぎょがにげた」 
長男4歳 次男2歳

 

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購読してよかった◎「新こどもでんきものがたり」がお気に入り絵本になった3つの理由

定期購読しようかどうしようか迷って、よーし購読しよう!と決めた、月刊絵本「新こどもでんきものがたり」シリーズ。


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迷って決めた経緯はコチラ↓

 

abcdehon.hatenablog.com

 

 

子どもの意見はほぼ聞かず、私の独断で購読を決めたこちらのシリーズですが、これが大正解!

 

さすが子ども向けに、子ども時代のことを丁寧に描いたり活躍をわかりやすく描いているのもあって、とても面白かったようです。

 

何度も何度も繰り返し読む、我が家の定番絵本になりました。

 

そんな「新こどもでんきものがたり」、お気に入りの理由を3つお伝えします。

 

 

「新こどもでんきものがたり」を購読してよかった3つの理由

 

 

1.生きるチカラが育まれる


偉人の努力や活躍は、簡単に真似できるものではありませんが、その熱い生きざまに触れることで生きていくパワーをもらえます。

 

人それぞれ、違った活躍の仕方があるのも素敵ですよね。

 

先日、「年長さんに絵が下手くそって言われた~」と話した長男にも、得意なことはそれぞれ違っていいんだよ、と伝えてました。

 

看護師である私自身も、ナイチンゲールの伝記を読んだことで、改めて看護の仕事について考える機会となり、このシリーズとの出会いに感謝しています。

 

 

 

2、社会に触れられる


さて、この「新こどもでんきものがたり」を読んでみたことで、もうひとつ、新たな発見がありました。

 

それは、地理や歴史、環境問題など社会にも興味の幅が広がるということです。

 

やはり、子ども向けとはいえ、ノンフィクションである伝記の持つ背景の奥深さは、はかり知れません。

 

国と国同士の戦争があったこと。
昔、女の人はなかなか大学に行けなかったこと。
車の排気ガスの問題…。

 

伝記を読んでいると出てくる様々な問題に、子どもは疑問を持ち質問してきます。

 

子どもにとって、これまでまったく知らなかった遠い世界ですが、伝記を通して、確かに今生きている世界とつながっている、これらの出来事を知るきっかけになったのです。

 

 

3.巻末コーナーもタメになる


また、本編の内容以外にも注目です。

 

絵本の最後に偉人のエピソードを紹介する3択クイズが2問ついているのですが、これが長男は大好き。


もう答えがわかっていても、必ずクイズまで読んでとせがみます。

 

クイズの他に、親向けの解説と年表もついているので、親も勉強になりますよ♪

 

 

 

いかがでしたか?

関係者ではありませんが、気になるかたは、是非、お手にとってみることをオススメしますよ。

 

今日の絵本
「昆虫の飼い方」「かぶとむし」「ひかりとおとのかけくらべ」「チョコレートができるまで」

「だるまちゃんとてんぐちゃん」「しろくまのパンツ」「とけいのあおくん」 
長男4歳 次男2歳

 

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