絵本、ときどき、英語絵本

医者のパパと看護師のママの絵本育児

久しぶりに絵本を買いました~長男編~「むしばミュータンスのぼうけん」

今週のお題今年買ってよかったもの

図書館大好きな我が家。

お気に入りの本もついついリピートして借りてしまい、絵本を買ってあげるタイミングを逃してしまっていましたが…

 

先日、久しぶりに絵本を購入しました!


その絵本がこちら☆

 

むしばミュータンスのぼうけん (かこさとし からだの本)


「むしばミュータンスのぼうけん」作:かこさとし 福音館書店


虫歯予防に貢献 加古里子「むしばミュータンスのぼうけん」

かこさとしからだのほんシリーズの1冊です。


なんと、主人公はむしばきん。
擬人化した虫歯菌が、自分たちがいかに虫歯を進行させるかを語るユーモアたっぷりの絵本です。

 

虫歯が進行する様子が絵と文で詳しく説明されているのは、工学博士でもあるかこさとしさんならでは。大人でも知らないような具体的な内容を子ども向けにわかりやすく丁寧に解説されていて、虫歯予防への情熱が感じられます。

 

それもそのはず、凶悪無惨なむしばきんミュータンスのなかよしは、なんと、甘いものが大好きな「にっぽんのこどもたち」。

日本の子どもの98%が虫歯にかかっている事実を、100人の子どもの絵(そのうち98人は虫歯!)で伝えます。

 

子どもたちの虫歯を推進するむしばミュータンスの台詞では、

 

このほんを おかあさん なんかに みせると おこって とりあげられて しまうかも しれないから、そっと ないしょで なんべんも よんで くれたまえ


としながらも、巻末のあとがきでは、

 

こんなにも多くのむしばの子にしてしまった凶悪無惨な犯人は、極悪非道な悪者はー、まぎれもなくおとな、特にその子の親だということです


と、大人の責任を指摘し、虫歯の子どもたちが多いことに警鐘を鳴らす絵本なのです。

 


我が家は、長男が1日に5回くらい読んでとせがんだこともあり、そんなに気に入ったなら、と購入を決めました。

 

この絵本で、甘いものを食べて歯を磨かない子どもたちが虫歯になっているのを見て、
ミュータンスきちゃうよ」
ミュータンスやっつけなきゃ」
と、親子で話すようになり、虫歯予防にかなり貢献しています!

 

 

前回もかこさとしさんの絵本を取り上げました↓ 

abcdehon.hatenablog.com

 

 

今日の絵本
「もりのクリーニングやさん」「りんごかもしれない」「むしばミュータンスのぼうけん」

「くだもの」
長男4歳 次男1歳

 

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