トロッコ列車の旅~かこさとしさんを訪ねて~
あじさいの美しい季節に、4歳2歳の子連れで、小湊鉄道の里山トロッコ列車で房総半島を旅してきました。
このトロッコ列車の魅力は、かこさとしさんの晩年の絵本「出発進行!里山トロッコ列車 小湊鉄道沿線の旅」に描かれています。
車椅子生活のなか、論文や他の絵本の製作に携わりながらも、里山の自然を伝えるトロッコ列車の取り組みを尊重して手掛けたという貴重な作品。
優しい色使い、細かい草木や生き物の描写が、かこさとしさんらしく、印象的な一冊です。
さて、今回私たち家族が乗ったのは、かこさとしさんの追悼を記念して期間限定、かこさとしさんの名作「からすのパンやさん」の内装の列車でした。
この様々な形のパンが子ども心をくすぐりますが、かこさとしさんは、1羽1羽のカラスたちの表情を描き分けているのでそちらも注目!ですよ~
窓がない車両は涼しく、自然の風が心地よく感じられます。
駅では、お弁当が売っていて、途中下車をして買うことができます。
房総半島の郷土料理、飾り巻き寿司やプラムもありました。
列車の中で食べるお弁当やおやつの美味しいこと。
駅舎のレトロな感じもたまりません。
トトロの壁画の駅舎も有名。
終点、養老渓谷では、束の間の足湯も楽しみました。
往復2時間でしたが、4歳と2歳の子どもたちもぐずることなく楽しんでいました。
ただただ、列車に揺られるひととき。
日常を少し離れて、ひと昔前の日本にタイムスリップしたような、心洗われる旅でした。
かこさとしさんの内装は期間限定でしたが、四季折々の景色が楽しめるトロッコ列車は、今も運行中です。
古きよき里山の自然を訪ねて、是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。
今日の絵本
「とけいのほん①」「むしばミュータンスのぼうけん」「しぜん うちゅう」 「ひとりでうんちできるかな」
長男5歳 次男2歳
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