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医者のパパと看護師のママの絵本育児

家族みんなでおうちでインド映画「ピザ!」&世界の絵本

 先日、Amazonプライムで、インド映画「ピザ!」を見ました。

 

ピザ!(字幕版)

ピザ!(字幕版)

  • メディア: Prime Video
 

 インド映画といっても、途中の躍りや歌はない、「児童映画」というジャンルで、主人公はスラムの子どもたち。
1ヶ月の収入よりも高価なピザを食べるため、奮闘するスラムの兄弟と、そこに立ちはだかる現実が描かれています。

 

映画のポスターは明るくポップな感じなのですが…

実際に見てみると、貧富の差(特にインドに根強くあるカースト)による差別を真っ向から突きつけられ、涙なしでは見られません。
物語が展開するにつれ、大人たちの滑稽なほどの浅ましさが露呈し、兄弟の純粋さが際立ちます。そんな主人公たちの名前が出てこないというのも、象徴的です。

兄と弟の描き分けも丁寧で、兄のプライドや一途に兄についていく弟の姿は、ちょうどわが家の長男次男と重なり、他人事とは思えませんでした…。


最近、「サスティナブルな社会」という言葉をよく耳にします。

けれども、「世界には貧しい人もいる」ということは、言葉だけでは分かりません。


わが家は、家族みんなで「ピザ!」を見て、子どもたちにも世界には貧しい暮らしの子どもたちがいること、自分たちの境遇は恵まれていることを伝えました。

 

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「ピザ!」の兄弟と年も近いわが家の兄弟


百聞は一見にしかず。
写真絵本でも、世界には全然違う生活がある!ということを学べます。

 

 

 「ぼくはまほうつかい」

アフリカ、ガーナの絵本。チョコレートだけでなく、金も有名なんですね。

ふんだんな写真からは、現地の息遣いが伝わってくるようです。

 

 

 「世界の子どもたちの暮らし」

 寒い国も暑い国も、富める国も貧しい国もある。学校、友達、食事など、世界中の学童期の子どもの暮らしが垣間見える本。ページをめくるたびに新たな発見があります。

 

あ~!! 

やっぱり、実際に海外に行きたくなりますね!!

(残念ながらコロナ禍なので、まだまだアマプラにお世話になります…)

 

今日の絵本

「おいしいね うれしいね」「つるにょうぼう」「ミッケ!」

「Five Classic Tales」「きっちり・しとーるさん」

 

長男7歳、次男5歳、3男1歳

 

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