絵本、ときどき、英語絵本

医者のパパと看護師のママの絵本育児

物語の絵本

絵本を読むうえで欠かせない「分かち書き」とは?

絵本をじっくり読んでいると、絵本ならではの特長に興味が湧いてきます。 今回は、絵本を読むうえで欠かせない、「分かち書き」についてお伝えしますね。分かち書きとは?分かち書き(わかちがき)を 大辞林 第三版(三省堂書店) でひくと、 「文を書くとき、あ…

卒園生は200万人☆創立50周年「ぐるんぱのようちえん」を語る

1966年に発刊された「ぐるんぱのようちえん」は、今年で51年目を迎えます。 50年間、日本中のみんなに愛され続け、ダブルミリオンの圧倒的人気を誇る「ぐるんぱのようちえん」。今回は、数ある幼児向け絵本の中でも一線を画す、「ぐるんぱのようちえん」の魅…

ミッフィーちゃんが泣いているわけは?「うさこちゃんのさがしもの」

「うさこちゃんのさがしもの」 ディック・ブルーナ作 松岡享子訳 (福音館書店) 感想・内容紹介♪ 表紙には、涙を流すうさこちゃん。 この「うさこちゃんのさがしもの」では、うさこちゃんは大切なものをなくしてしまいます… 「うさこちゃんのさがしもの」の内…

個性がキラリ☆「アメトーク」藤田ニコルさんの読書感想文

3月19日放送、「アメトーク」の勉強大好き芸人で、読書感想文の書き方について取り上げていました。 オリエンタルラジオのあっちゃんこと中田敦彦さんの解説によると、 読書感想文は、「あらすじ→感想→自分なりの解釈」 の3本立てで書くといいとのことです。…

みんな大好き♪「ノンタン」シリーズ一番人気は、魔法の言葉のあの絵本!

昨年、40周年を迎えたノンタンシリーズ(キヨノサチコ作 偕成社)。 今でも根強い人気のノンタンシリーズの中でも、最も多くの子どもたちに読まれたのはどの本でしょうか?! 答えは… 「ノンタン ぶらんこのせて」でした! 2016年時点で、その数、初版351刷り…

みんな大好き♪「ノンタン」人気の7つの理由

みんなの人気者ノンタン♪今から40年以上前、1976年に「ノンタン ブランコのせて」と「ノンタン おやすみなさい」で産声をあげ、2016年には新刊「ノンタン ピクニックららら」も発売されました。(いずれも、キヨノサチコ作 偕成社) 書評ではあまり見かけるこ…

おはし、ごっこ遊び、どろだんご☆3歳児さんにぴったりの「ゆうちゃんは3さい」シリーズ

「ゆうちゃんは3さい」シリーズ とくながまり・みやざわはるこ作 (アリス館) 感想・内容紹介♪ お話が上手になって手先も器用になってくる3歳児さん。お友達との関わりもぐんと増えますね。 今回は、そんな3歳児の保育園の子どもたちの姿を描いた、「ゆうちゃ…

元気いっぱい!自分でしたい!2歳児さんと楽しく過ごす「ゆうちゃんは2さい」シリーズ

「ゆうちゃんは2さい」シリーズ とくながまり・みやざわはるこ作 (アリス館)感想・内容紹介♪ 「魔の2歳児」「イヤイヤ期」と称されることも多い2歳児さん[E:wobbly] 自己主張が強く元気があり余っている子どもたちの育児は、一筋縄ではいきません。 今回は、…

子どもが目を輝かせる☆「ちいさいものみつけた」

「ちいさいものみつけた」冨田百秋 作 福音館書店 感想・内容紹介 「ちいさいものみつけた」の作者は? 「ちいさいものみつけた」に出てくる、たくさんの小さいものたち。 写真のように見えますが、写真ではありません。 すべて人の手で、実物大に、丁寧に描…

思わず涙…ぬいぐるみと子どもの絆と冒険の物語「こんとあき」林明子

「こんとあき」 林明子 作(福音館書店) 感想/・内容紹介♪ 「こんとあき」は、数々の名作絵本を生み出した林明子さんの作品の中でも、私が一番好きな絵本です。今回は、その魅力を皆さんにお伝えしたいと思います。 「こんとあき」の作者は? ご存知、林明子…

子育てあるある!お出かけ前のバタバタに「おでかけのまえに」の優しい眼差し

「おでかけのまえに」 林明子絵 筒井頼子文 福音館書店 感想・内容紹介 「おでかけのまえに」の作者は? 「おでかけのまえに」は、「はじめてのおつかい」「あさえとちいさいいもうと」など、珠玉の絵本を世に送り出した林明子さんと筒井頼子さんのペアの作…

「ぐりとぐら」の作者発☆「こぶたほいくえん」で保育園が楽しみになる!

「こぶたほいくえん」(福音館書店)の感想、内容紹介♪ 保育園の入園前の親子や、保育園ってどんなところか気になっている親子、子どもが元気過ぎて大変な親子の皆さ~ん! のぞいてみましょう、「こぶたほいくえん」 作者は「ぐりとぐら」のあの姉妹 「こぶ…

「もりはおもしろランド」お話のパターンから紐解くシリーズの魅力

「もりの○○やさん」のタイトルでおなじみ、「もりはおもしろランド」シリーズ。 親子ではまり、前回、前々回の記事でもご紹介しました! さて、「もりはおもしろランド」シリーズの15のお話には、いくつかのパターンが存在します。そして、このパターンが、…

物語の世界へようこそ!「もりはおもしろランド」シリーズ全15冊☆一言紹介

前回の記事で、親子で夢中♪とご紹介した 「もりはおもしろランド」シリーズ(舟崎靖子 作 舟崎克彦/奈良坂智子 絵)は全部で15作品。それぞれどんなお話なのでしょうか? 「もりの○○やさん」というお店屋さんのタイトルに惹かれて手に取る人が多いと思われま…

面白い&懐かしい!「もりはおもしろランド」シリーズに親子で夢中♪

最近の我が家の長男のお気に入りがこちら! 「もりの○○やさん」でおなじみ、「もりはおもしろランド」シリーズ(偕成社)です。 「もりはおもしろランド」シリーズの作者は?もりはおもしろランドシリーズは、全15冊。 1作目「もりのゆうびんきょく」の初版…

春♪想像力いっぱいの「たろうのひっこし」と引っ越し絵本オススメ

「たろうのひっこし」村山桂子作 堀内誠一絵 福音館書店 感想・内容紹介♪ 想像力あふれる子どもの発想が楽しい「たろうのひっこし」は、引っ越しを経験したことのない子どもたちでも楽しめる引っ越しのごっこ遊びの本です。 「たろうのひっこし」の作者は? …

入園前に読みたいブルーナの「ようちえん」

ディック・ブルーナ作「ようちえん」福音館書店 の感想、内容紹介♪ 今月16日、89歳で逝去された、絵本作家のディック・ブルーナさん。ミッフィーちゃん(うさぎのうさこちゃん)の作者として世界的に有名ですが、うさこちゃんシリーズ以外にも優れた作品を遺し…

「とこちゃんはどこ」松岡享子&かこさとしの探し絵絵本

松岡享子さん文、かこさとし(加古里子)さん絵「とこちゃんはどこ」(福音館書店)の感想、内容紹介♪ 松岡享子さんといえば、林明子さんとの絵本「おふろだいすき」の文や、「くまのパディントン」シリーズなど数々の翻訳絵本を手掛けた絵本作家さん。 そし…

おやすみ前に読みたい「おやすみなさいおつきさま」

「おやすみなさいおつきさま」 評論社 の感想、内容紹介♪ ウサギの子どもがお部屋と自分の周りものにおやすみなさいを告げていき、最後には電気を消して寝るお話です。 作者は、「ぼくにげちゃうよ」のマーガレット・ワイズ・ブラウン(文)とクレメント・ハー…

ミッフィーちゃんの作者ディックブルーナさん逝去

2017年2月16日、「うさこちゃん」シリーズ(ミッフィーちゃん)の生みの親、ディック・ブルーナさんが89歳で他界しました。 オランダの絵本作家、ディックブルーナさんといえば、オレンジに近い赤や深い青、緑、黄色、茶など最小限の「ブルーナカラー」で構成…

はじめまして~我が家の絵本棚&収納術~

はじめまして おかあさんといっしょの2月の歌「やくそくハーイ!」のダンスが逃げ恥の「恋ダンス」に似てるのが気になっている 絵本大好き2児の母のayaと申します。 子どもの頃から絵本大好き。 上の子が1歳の頃から図書館に通って、毎日絵本を読んでいます♪…