子どもが目を輝かせる☆「ちいさいものみつけた」
「ちいさいものみつけた」冨田百秋 作 福音館書店 感想・内容紹介
「ちいさいものみつけた」の作者は?
「ちいさいものみつけた」に出てくる、たくさんの小さいものたち。
写真のように見えますが、写真ではありません。
すべて人の手で、実物大に、丁寧に描かれています。
この絵を描いたのは、冨田百秋さんです。
細かいもの一つ一つを描き分け、並べている様はまるで図鑑のよう!
…と思ったら、やっぱり、「深い海の魚」など図鑑も手掛けていらっしゃる方でした。
「ちいさいものみつけた」の内容は?
この本にはたくさんの小さいものが出てきます。
お菓子、豆、種、貝殻など…
同じ種類の小さいものが見開きごとにまとめられています。
そして、まるで目の前にあるかのように、小さいものが一面に散りばめられ、そっと影が描き込まれています。
この絵本「ちいさいものみつけた」には、「ちいさいものみつけた」以外の文章はありません。
じっくりと絵を見て、小さいものの世界を堪能してくださいね。
出てくる小さいものはすべて実物大なので、色や形だけでなく、大きさの違いもよくわかります。
虫や魚、貝殻や食べ物には、名前も書かれていて、図鑑としても楽しめますよ。
なお、グロテスク系の虫はありませんので、ご安心を。
「ちいさいものみつけた」との出会い
「ちいさいものみつけた」は、長男が図書館で表紙を見てすぐに「これ読む!」と言った絵本です。
表紙に描かれているのは、ご覧の通り、
ビー玉にサイコロ、ラムネにキャラメル、クリップにボタン、コーンに貝殻にてんとう虫にどんぐり…。
本当に、子どもが好きそうです。
他にも、卵ボーロにイクラにちょうちょ、キャップなど…
子どもが好きなもの、子どものポケットに入っていそうなものばかり!
ページをめくる度に、子どもたちの宝物を覗いているような、ワクワクした気分になります。
「これも好きだね」
「これ知ってる」
と、親子で指差しながら一緒に読むのが楽しいですよ~
貝殻の名前は知らなかったので、大人も勉強になりました!
ちなみに、裏表紙は、こんぺいとうとありさんが可愛いです☆
この本もオススメ
「くだもの」平松和子作 福音館書店
写実的に描かれた果物の絵がおいしそうな、ロングセラー絵本です。
見開き1ページで1種類のの果物が出てくるので、「ちいさいものみつけた」よりも更に小さい1歳、2歳の子から楽しめると思います。
関連記事
今日の絵本
「うさこちゃんのさがしもの」「くだもの」 「じゃあじゃあびりびり」「Hooray for Cuddles」
長男3歳 次男1歳
ブログ村ランキング参加中です♪励みになりますので、よかったらポチっとお願いします↓