ほっこり♪ 次男から三男へ絵本のプレゼント
先日、次男が幼稚園の図書室で、本を借りてきました。
「ねないこだれだ」とか「いやだいやだ」とか、
ちょっぴりダークな作品も人気のあるせなけいこさんの、
ダークじゃない乳幼児向けのロングセラー絵本です。
「あーんあん」もオススメ↓
年中の次男には幼い絵本のように見えますが…
この前の週末に図書館に行ったときに、借りられる数の上限をオーバーして本棚に戻したのが、この「にんじん」でした。
図書館のカードはひとり10冊まで。
家族全員分のカードがあれば、わが家は50冊まで借りられますが、
そこまですると持ち帰るのが重すぎるし把握しきれなくなるので、
いつも20冊まで、と決めています。
でも、長男、次男、それぞれの興味がはっきりしてきた今、
あっという間に20冊に到達してしまう…
そこで、泣く泣くあきらめたのが三男の絵本。
三男、ごめんね…
次男はそのことを覚えていて、同じ本を幼稚園で見つけて借りてきてくれたのです。
次男のやさしさにほっこりしました♪
「にんじん」は、離乳食が始まった三男にもぴったりで、
さっそく読みました。
ラストの問いかけるページが好きで、子どもが返事しなくとも私がいつも返事しています。
ありがとう次男♪
わが家は図書館大好き!
ずっと通い続けています↓
今日の絵本
「がたごと ばん たん」「せかい一わるいかいじゅう」「100まんかいいきたねこ」
「Where is the fish?」「じゃあじゃあびりびり」「おつきさまこんばんは」
長男7歳、次男4歳、3男0歳
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長男が怖くて眠れなかった?!懐かしの「ぼくは王さま」
今週のお題「怖い話」
最近は、一人で本を読む小1長男。
お気に入りは、危険生物の図鑑(小学館NEO)😅
そんな長男が珍しく、一冊の本を勧めてきました。
「この中の、ウソとホントの宝石箱が、すごい怖い話。怖くて一晩中、眠れなかったよ。読んでみて」
「ぼくは王さま」作:寺村輝夫 絵:和歌山静子 理論社(フォア文庫)
なんと、私も主人も子供の頃読んだ、超ロングセラーの王さまシリーズの1冊目ではないですか。
(アマゾンのフォア文庫でベストセラー1位になっていました!)
「ぼくは王さま」には、4つのお話が入っていて、「ウソとホントの宝石箱」はその中の一つです。
さて、本を受け取った私は、ひとつの疑問が浮かびました。
あれ、王さま、ひげが生えている。
王さまは、大人ではなく子どもだったような記憶があったので…。
本の中の王さまは…大人でした。
何しろ、最初のお話、ぞうのたまごのめだまやきでは、王さまの子どもが誕生するんですから、一児の父なわけです。
でも、王さまって、とってもワガママだし、世間知らずで考えが浅かったりして、周りをふりまわしてしまう…まさに、子ども。そして、子どものように純粋。
だから、子どもだと記憶違いしていたようです。
話を戻して、長男が「怖くて一晩中眠れなかった」と言っていた「ウソとホントの宝石箱」を読んでみました。
怖いというのは、おばけや事件の怖さではありません。
何もかもお見通しの宝石箱が、ジリジリジリジリ…
人間の力を超えたモノー魔法の宝石箱によってウソがばれてしまうかもしれない怖さ、ウソにウソを重ねる怖さ、自分の心と向き合う怖さ。
なかなか考えさせられるお話です。
王さまだけでなく、大臣や博士もウソをつくところが滑稽でありリアルでもあり、そんな大臣や博士の姿を通して、王さまは(そして読者は!)自分自身を振り返ることができます。
ちなみに…
怖くて眠れなかったのは、本の中の王さまでした。
読者である長男は、寝ているはずですが💧
きっと、王さまになりきって読んだあまり、王さまが体験したことを自分も「体験した」ために、「怖くて眠れなかった」と話したのでしょう。
これは、「ウソ」ではなく、子どもらしい「思い込み」。
そこまで追体験できる物語の力はさすがです。
時代を越えても色あせない名作ですね。
今日の絵本
「ベーコンわすれちゃだめよ!」「おこりたくなったらやってみて!」「おにのいしだん」「だるまさんが」「じゃあじゃあびりびり」「でてこいでてこい」
長男7歳、次男4歳、3男0歳
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恐竜だけど優しい?!次男が借りた絵本「きみはほんとうにステキだね」
次男の幼稚園では、およそ1週間に1回のペースで、絵本の貸し出しがあります。
今週、次男が借りてきたのはコチラ★
「きみはほんとうにステキだね」作・絵:宮西達也 ポプラ社
宮西達也さんの、ティラノサウルスシリーズです。
3歳くらいにお友達の影響で恐竜好きになった次男。
ポップな絵柄のティラノサウルスに興味を持ったようですが、
暴れん坊のティラノサウルスが友達と出会い葛藤するストーリーも理解して気に入っている様子。
セリフが中心のお話なので、短い文しか読み慣れていない子にもわかりやすいのではないでしょうか?
同じシリーズで、「おまえうまそうだな」や「あなたをずっとあいしてる」も
読んでいます。
ちなみに、そんな次男がお友達に勧めた!という絵本はこちら★
言わずと知れた林明子さんの名作です。
この、ぬいぐるみであり、あきのお兄ちゃんである「こん」が、優しくてけなげで、とっても魅力的なんです。
長男もそうでしたが、次男も、繰り返し読んでいるうちに、こんのセリフを覚えました。
読み聞かせの途中でこんのセリフのところだけ自分で読んで、こんになりきっています^^
「こんとあき」は過去記事でもご紹介しています!
今日の絵本
「おまえうまそうだな」「ぼくはおうさま」「ぞうのたまごのたまごやき」「だるまさんが」「じゃあじゃあびりびり」「いないいないばあ」
長男7歳、次男4歳、3男0歳
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小1長男に久しぶりに読んだ絵本「じごくのそうべえ」
この春(夏?)から、小学生になった長男。
年長から自分で本を読むようになり、読み聞かせすることもめっきり減っていましたが…
これは是非、長男に読んであげたい!
と図書館で発見したのがコチラ♪
「じごくのそうべえ」作:田島征彦 童心社
1978年初版のロングセラー絵本、「じごくのそうべえ」です。
舞台は地獄。三途の川を渡ると、閻魔様に人食い鬼、釜茹で地獄に針山地獄…が待っています。が、寝る前に読んでも怖くないのでご安心を。絵もお話もユーモアがあって、子どもたちはゲラゲラ笑っていました。落語が原作とのことで納得です。関西弁がまた、いい味出しています。
最近、危険生物や手錠にはまっていて、わが家では、「中二病」と呼ばれている長男(小1なのに笑)。
「地獄」も彼の琴線に触れるワードです。
実は、彼の大好きな「かいけつぞろり」にも、地獄が出てくるんですよね。
「かいけつぞろりのてんごくとじごく」に続くお話で、ゾロリシリーズの中でも人気のある1冊。この本で、閻魔大王や針山地獄を覚えました。
でもまあ、中二病的な本だけではなく、もっと本の楽しさを知ってもらいたくて、良さそう!と思った本は勧めています。
勧めると、ちゃんと読んでくれますよ(小1でよかった笑)
本人も、王さまシリーズなど、長い本もすすんで読むようになりました。
ちなみに、怖いもの見たさ?か、次男はこちらもお気に入り♪
「おばけのトッケビ」韓国・朝鮮の昔話 再話:金森襄 絵:鄭スクヒャン 福音館書店
今日の絵本
「くまのコールテンくん」「かいじゅうたちのいることろ」「おばけのトッケビ」「じゃあじゃあびりびり」「ばいばい」
長男6歳 次男4歳 三男0歳
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ディズニープリセンスの英語絵本 Step into Reading
今日は、久しぶりの英語絵本の紹介&次男の話題です。
わが家のムードメーカー、4歳次男の将来の夢は、アイスクリーム屋さんと、パイロットと、結婚!!
何を隠そう、次男はプリンセスが好きなのです。
ステイホーム中も、録画した「ラプンツェル」や「シンデレラ」、家にDVDのあった「アリス」をよく見ていました。
そんな次男が本棚から見つけてきたのがコチラ。
「Five Classic Tales(Step into Reading)」
私たちの子どものころからある、おなじみの5つの物語が収載されています。
「ダンボ」と「ピーターパン」と「バンビ」は、Step1なので、簡単な単語やリズムを楽しむレベル。(バンビは本編ではなくかくれんぼのお話になっています)
「わんわん物語」と「不思議の国のアリス」はStep2なので、短い文をつないでお話になっています。
次男が何度も読みたがるので、追加で2冊買ってあげました。
Five Enchanting Tales (Disney Princess) (Step into Reading)
- 作者:Various
- 発売日: 2016/07/26
- メディア: ペーパーバック
「Five Enchanting Tales(Step into Reading)」
タイトルのENCAHNTINGは、魅惑的な、うっとりとした、という意味ですがENCAHTEDは「魔法にかけられた」という意味があるんですね。
これも5つお話が入っていて、実は表紙に載っている「リトルマーメイド」「プリンセスと魔法のキス」「メリダとおそろしの森」のほかに、「シンデレラ」と「ラプンツェル(Tangled)」が含まれています!(すべてSTEP2)
Step into Reading は、本編とは違うサイドストーリーが収載されることも多いのですが、この本はどれも本編が収載されているので、もとのお話を読みたい人にとってはお得感があります♪
Frozen Story Collection (Disney Frozen) (Step into Reading)
- 作者:RH Disney
- 発売日: 2015/07/28
- メディア: ペーパーバック
「Frozen Story Collection(Step into REading)」
続いて、アナ雪。
アナ雪2も公開されましたが、こちらは根強い人気のある最初のお話の方です。
FROZEN(アナと雪の嬢王)の本編がSTEP1とSTEP2の二つの難易度で楽しめるほか、キャラクター紹介、サイドストーリー2編(オラフの話、クリスマスパーティーの話)という構成になっています。
男の子3兄弟のわが家ですが、次男以外も読んでくれることを祈ります…!
今日の絵本
「こすずめのぼうけん」「そらまめくんとめだかのこ」「ばいばい」「じゃあじゃあびりびり」
長男6歳 次男4歳 三男0歳
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4か月検診でもらった絵本&お父さんと絵本タイム
先日、三男の4か月検診がありました。
機嫌がいいときは、タッチしたり話しかけると笑顔を返してくれる、愛想のいい三男。
絵本も喜んで聞いてくれます。
そんな三男が、4か月検診のブックスタートでもらったのは…
「ぴょーん」
表紙は、子どもの大好きなカエル。中には、けっこういろいろな生き物がでてきます。
だんだん、知っている生き物が増えていくかな?と楽しみになりますね。
赤ちゃん絵本の定番、繰り返しでありながら、それぞれの生き物に合わせて、ちょっとひねりのあるページもあります。
表紙の角が丸く赤ちゃんに安全な設計です。
さて、家でも三男に、お父さんが絵本を読んでくれました。
読んでくれたのは…
「おかあさんだ」作:まついのりこ 偕成社
ご存知、まついのりこさんの赤ちゃん絵本。
赤ちゃんが泣くとお母さんが来てくれる繰り返しの安心できる絵本、のはずでしたが…
「この本、お母さんしか出てこないよ!お父さん出てこないの??って三男が怪訝な顔してたよ!」とわが家のお父さん。
確かに…。
もうね、お父さんが読むときは、「おかあさん」のところを「おとうさん」に読み替えちゃってください。
じゃないと、お父さんが泣いちゃいますからね。
表紙のワンピース着てるうさぎはともかく、かばやきりんや魚は、おとうさんでも、いいよね…?!
ちなみに、長男がブックスタートでもらったのはコチラ↓
次男はコチラ↓
今日の絵本
「じごくのそうべえ」「なまえのないねこ」「おかあさんだ」
長男6歳 次男4歳 三男0歳
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「世界一受けたい授業」の親子で読みたい絵本
2020年5月16日放送の日本テレビ「世界一受けたい授業」で、絵本が特集されていました。
芥川賞作家、又吉直樹さんおススメの絵本ということで、たくさんの絵本が取り上げられていましたが、その中で、気になった本をご紹介します!
「ママはかいぞく」作:カリーヌ・シュリュグ 絵:レミ・サイヤール 訳:やまもとともこ 光文社
フランス発、乳がんの闘病をするママの実話から生まれた絵本です。
一見するとママが海賊として奮闘するお話なのですが、実は手術の傷や治療による吐き気や脱毛など、病気と治療による変化を海賊になぞらえてママが子供に伝える話でもあるとのこと。
この絵本は、医療者の目から見ても、画期的で素敵です。
例えば「余命1ヶ月の花嫁」のように、ガンといえば死んでしまう話の方が話題になり(メディアで消費され)がちですが、今はガン=死ではありません。世の中にはがんサバイバーの方が大勢いらっしゃって、その人たちが治療や再発の恐怖と闘いながらも活躍できることが求められています。
「ママはかいぞく」は、そんなママにスポットを当てたところが新しく、子供にわかりやすくユーモアのある伝え方も秀逸で、ぜひ読んでみたい1冊です。
「おこりたくなったら やってみて!(ガストンの気分をととのえるえほん)」作:
オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ 訳: 垣内 磯子 主婦の友社
コロナ禍の自粛中にぴったり!
行き詰まり、不安を抱えて、ついイライラしてしまう毎日に、その場でできる気分を整える方法をこの絵本が優しく紹介してくれます。
大人も子供も効果があるみたいで、私もやってみたいと思います。
シリーズで、他に「かなしくなったら やってみて!」「こわくなったら やってみて!」があります。
「もしものせかい」 作:ヨシタケシンスケ 赤ちゃんとママ社
わが家でも、絵本デビュー作「りんごかもしれない」などなど、子供たちが愛読しているヨシタケシンスケさん。
一読すると、今まで読んだことのあるどの絵本とも違う、その独創性に驚かされます。
大人にも楽しんでもらいたい、とのこと、納得です。
この「もしものせかい」は、心の中にある「もしも」がテーマ。
今とは別の選択肢「もしも」は、
お題「#おうち時間」
誰もが思い描いたことがあるのではないでしょうか。
ヨシタケシンスケさんの絵本は他に、「おしっこちょっぴりもれたろう」や「わたしのわごむはわたさない」「あるかしら書店」なども紹介されていました。
「むれ」 作:ひろたあきら KADOKAWA
2019年MOE絵本屋さん大賞で新人賞を受賞し、気になっていた1冊!
作者は芸人のひろたあきらさん。
文章量は少なくゆるかわいいイラストながら、実はメッセージ性のある絵本です。
「むれ」って、そこに属さない人を排除するリスクがあるんですよね。
本当は、「みんなちがって みんないい」はずなのに…
そのことを、金子みすゞとは全く違う角度から伝えてくれます。
「とうめいにんげん」など、ちょっとひねりのある「むれ」が出てくるので、小学生になった長男も楽しんで探していました。
自粛中、お出かけができなくても、絵本の世界は無限大!ですね。
ヨシタケシンスケさんの過去記事↓
ついイライラしちゃう育児の過去記事も↓
今日の絵本
「みち」「Five Classic Tales」「ひまわりのおか」
長男6歳 次男4歳 三男0歳
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