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医者のパパと看護師のママの絵本育児

食育♪「なっとうができるまで」納豆好きはもちろん納豆が苦手な子にも◎

「なっとうができるまで」感想・内容紹介 宮崎祥子 構成・文、白松清之 写真 岩崎書店



できたてほやほや「なっとうができるまで」

岩崎書店から出ている大型写真絵本シリーズ、「すがたをかえる たべものしゃしんえほん11 なっとうができるまで」は、2016年12月に出たばかりの新刊です。

みなさん、納豆はお好きですか?お子さんはいかがでしょうか?

この本を読んだら、いつも食べている納豆が何日もかけて頑張って作られていることがわかって、もっと納豆が好きになるかもしれません!

「おお、この ねばねば、この かおり!これは まさしく なっとうだ」(本文より)

臨場感ある写真をふんだんに配置し、分かりやすくときにユーモラスな文で、大豆から食卓にのぼるまでの納豆の作り方を紹介しています。

さすがの大型絵本なので、実物大以上の大きな写真をはじめ、たくさんの写真で納豆作りの工程を余すところなく見せてくれます。

納豆が大豆からできるのは知っていたけれど、そのプロセスには面白い光景がいっぱい。
納豆作りにじょうろを使うなんてびっくり!
他にも、シャーレで納豆菌を培養したり、温度管理をしたりする様子を見て、
「納豆ってこうしてできるんだ!理科の実験みたい!」 と新たな発見があるはずです。

子どもの食育にもぴったりですね。
最近納豆を食べなくなっていた我が家の長男も、この絵本をきっかけにまた食べ始めてくれました。




「なっとうができるまで」の対象年齢は?


対象年齢は特に記載はなく、3歳頃から小学生以上!まで、幅広く楽しめると思います。
漢字にはすべて振り仮名もふってあります。
我が家の3歳息子にはちょっと難しいところもありましたが、納豆の不思議な作り方に興味もあって、本人のわかる範囲で理解したようです。

大きい子向けには巻末により詳細な解説もあるので、むしろ、大人が読んでも興味深いです☆

 

「すがたをかえる、たべものしゃしんえほんシリーズ」は、2017年2月現在、15冊出ています。
とうふやパン、しょうゆ、塩、油など… 身近な食材だけどその製造過程は意外とよく知らないものも多いのではないでしょうか?

本の見返しにあるシリーズのリストを見て、 息子は、「次は『チョコレートができるまで』が読みたい~」と言っていました(笑)

この本が好きな人はこちらもオススメです。
「ピーナツなんきんまめらっかせい
「くだものいっぱいおいしいジャム」


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