絵本、ときどき、英語絵本

医者のパパと看護師のママの絵本育児

図書館で何度も何度も借りた、殿堂入り写真絵本♪「ねずみのほん」


同じ本を何度も何度も繰り返し読むのは、子供ならでは。


今回は、その中でも特に長男が気に入っている絵本、「ねずみのほん」をご紹介します。

この「ねずみのほん」シリーズ、図書館で5回以上借り、20回以上は読みました
確かに、大人が読んでも飽きない魅力があるんですよね。

というわけで、早速その魅力を解剖したいと思います!


「ねずみのほん」シリーズとは?


「ねずみのほん」シリーズとは、「ねずみの いえさがし」「ねずみの ともだちさがし」「よかったね ねずみさん」の三部作で、1匹のねずみを主人公としたストーリーの写真絵本です。

 

作:ヘレン・ピアス 訳:松岡享子 童話屋


ねずみが家を探して理想のすみかを見つけるまでが、ねずみの本1 「ねずみのいえさがし」

ねずみのいえさがし (ねずみのほん (1))


一緒に遊べる友達を探して仲間を見つけるまでが、ねずみの本2 「ねずみのともだちさがし」

ねずみのともだちさがし (ねずみのほん (2))


そして最後に、友達と一緒に暮らせる新しい住まいを見つけるのが、ねずみの本3 「よかったねねずみさん」です。

よかったねねずみさん (ねずみのほん (3))


別々に読むこともできますが、ストーリーは続いているので、1から順に読むことをおすすめします。

 

 

飽きずに楽しめる「ねずみのほん」の魅力とは?


絶妙な写真の配置

「ねずみのほん」では、様々な背景や動物とともに、ねずみが登場します。
それを見るだけでも面白いのですが、見せ方にも一工夫。
繰り返しの場面では、背景とともに四角く切り取られた写真が1ページに1枚配置されています。
一方、お話が展開する場面では、背景はなくねずみだけがページの上を動き回ります。
なるほど、これは、小さな「ねずみ」だからこそ、臨場感のある絶妙な配置になっているんですね。


リズミカルな文章

訳者は、絵本の創作や翻訳であまりにも有名な松岡享子さん。
そのリズミカルな文章が写真にピッタリとはまって、躍動感のある物語に昇華しています。
主人公のねずみに名前はなく「ねずみ」と書かれているのですが、その距離感もまたいいのでしょう。


わかりやすいストーリー

トーリーは単純明快。
繰り返し→ハッピーエンドという流れなので、「おおきなかぶ」と同じパターンですね。
分かりやすく先が読めてしまうくらいのストーリーだからこそ、安心して楽しめるのかもしれません。


いかがでしたか?
繰り返し読む絵本というのは、それだけ子供を惹き付ける特別なパワーがあるように感じます。
特に小動物が好きな子には、自信を持ってオススメできるシリーズです。

 

「ねずみのほん」を最初に読んだのはこのとき↓ 

abcdehon.hatenablog.com

 


松岡享子さんの作品は他にもご紹介しています♪

abcdehon.hatenablog.com 

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 動物の写真絵本は他にもご紹介しています♪ 

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今日の絵本 「ねずみのいえさがし」「ねずみのともだちさがし」「よかったねねずみさん」「あしのうらのはなし」

長男3歳 次男1歳

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