ジブリと「ぐりとぐら」作者の意外な関係とは?!
5月は、皐月とMay(さつきとめい)の月ですね。
そうです。「となりのトトロ」のあの姉妹です。 ご存知の通り、さつきとめいの姉妹が登場する映画、「となりのトトロ」は、スタジオジブリの押しも押されぬ代表作の1つです。
今回は、そんなスタジオジブリと、同じく世代を越えて大人気の絵本「ぐりとぐら」の作者、中川李枝子さんの関係に迫ってみましょう!
1.「となりのトトロ」の主題歌「さんぽ」の作詞
「となりのトトロ」は、ストーリーの魅力もさることながら、久石譲さん手掛ける楽曲も魅力ですよね。その中でもひときわ印象的なのが、主題歌の「さんぽ」です。
「さんぽ」と言えば、「あるこ~あるこ~私は元気~」という子ども心を惹きつける歌詞、誰もが口ずさんだことがあるのではないでしょうか。
実はその歌詞を書いていらっしゃるのが、「ぐりとぐら」の作者の中川李枝子さんなんです。 保育士としての経験を持つ中川さん。元気いっぱいな子どもの姿と、散歩が探検になってしまう子どもらしい視点は、さすがですね。
2.「三鷹の森ジブリ美術館」の映画の原作
「三鷹の森ジブリ美術館」のミニシアター「土星座」では、月がわりで何種類かの短編アニメーションが上映されています。
その中の、「たからさがし」と「くじらとり」は、「ぐりとぐら」の作者の中川李枝子さん作、大村(山脇)百合子さん絵の作品が原作です。
「たからさがし」は、うさぎのギックとゆうじが同時に棒を見つけて、お互い譲らない二人が競い合う絵本です。
「たからさがし」(こどものともえほん) 福音館書店
「くじらとり」は、保育園児のしげるが主人公の「いやいやえん」に出てくるお話の1つで、年長組のお友達が船で「くじらとり」に出るお話です。
「いやいやえん」(福音館創作童話シリーズ) 福音館書店
どちらも、子ども特有の「こだわり」が出てきますが、うまく折り合いをつけて楽しいラストが待っています。
ちなみに、中川李枝子さんと大村百合子さんは姉妹なんですよ♪
3.宮崎駿監督&中川李枝子さんはもともと親交が深い
「ぐりとぐら」が50周年を迎えた2014年には、宮崎駿監督と中川李枝子さんが夢の対談を果たしています。
実は、お二人はもともと親交が深かったとのことで、宮崎駿監督も、中川李枝子さんの「ありのままの子供らしい子供」を映し出す視線には、一目置いているようです。
実は、「ぐりとぐら」そのものも、かつてジブリの映画化が検討されていたというから驚きですね。
いかがでしたか?
意外と知られていない、「ぐりとぐら」の作者、中川李枝子さん&大村百合子さんとジブリの関係。
いつでも童心に帰れるジブリの作品には、こんな最強のタッグが組まれていたんですね。
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