絵本、ときどき、英語絵本

医者のパパと看護師のママの絵本育児

小学校に上がっても、読書習慣をなくさないために☆

去年の今頃は「かいけつゾロリ」シリーズにはまっていた長男。

 

abcdehon.hatenablog.com

 

「カレーVSちょうのうりょく」や「じごくりょこう」など、お気に入りの本は何度も何度も繰り返し読んでいました。(今でも時々読んでいますよ♪)

 

その後、小学校に入学してからは、「ぼくはおうさま」シリーズで、物語の面白さに目覚めました。

 

が、しかし!!

テレビのバラエティ番組やYOUTUBEの面白さにも目覚めてしまったため、

読書の時間がなかなか取れません…😨

でも、せっかくの読書習慣、なくしてしまうのはもったいない!

 

というわけで、

 

☆図書館に2週に1回ペースで通うのは続けています😊

好きな本を選ぶと、家族みんなで20冊はあっという間!

 

☆寝る前だけは読書の時間として死守しています☆

テレビは最長20:30まで。そこから21時まではベッドで読書の時間です。 

 

そんなこんなで、なんとか、読書習慣を維持してはいます!

 

彼の最近の愛読書は、科学漫画サバイバルシリーズと逃走中オリジナルストーリーですが…。

 

 サバイバルシリーズ☆

小学生に人気ですよね~。漫画の途中の解説ページがためになります。

「有害物質」は意外と身近な話で、面白かったですよ!

 

 2.26に発売したばかりの逃走中第3巻↑

小学生が実在する場所を舞台に逃走中に参加するお話です。

逃走中好きなら、低学年でもサクサク読めちゃう。はまりすぎ注意😨

 

とはいえ、他に物語の本や昆虫などの図鑑系、伝記など…

置いておけば読む感じではあるので、次回はそんな長男にヒットした本をご紹介したいと思います。

 

 

今日の絵本

「くつくつあるけ」「きゅっきゅっきゅっ」「もこもこもこ」

「ピーター・ペニーのダンス」「いちご」

 

長男7歳、次男5歳、3男1歳

 

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家族みんなでおうちでインド映画「ピザ!」&世界の絵本

 先日、Amazonプライムで、インド映画「ピザ!」を見ました。

 

ピザ!(字幕版)

ピザ!(字幕版)

  • メディア: Prime Video
 

 インド映画といっても、途中の躍りや歌はない、「児童映画」というジャンルで、主人公はスラムの子どもたち。
1ヶ月の収入よりも高価なピザを食べるため、奮闘するスラムの兄弟と、そこに立ちはだかる現実が描かれています。

 

映画のポスターは明るくポップな感じなのですが…

実際に見てみると、貧富の差(特にインドに根強くあるカースト)による差別を真っ向から突きつけられ、涙なしでは見られません。
物語が展開するにつれ、大人たちの滑稽なほどの浅ましさが露呈し、兄弟の純粋さが際立ちます。そんな主人公たちの名前が出てこないというのも、象徴的です。

兄と弟の描き分けも丁寧で、兄のプライドや一途に兄についていく弟の姿は、ちょうどわが家の長男次男と重なり、他人事とは思えませんでした…。


最近、「サスティナブルな社会」という言葉をよく耳にします。

けれども、「世界には貧しい人もいる」ということは、言葉だけでは分かりません。


わが家は、家族みんなで「ピザ!」を見て、子どもたちにも世界には貧しい暮らしの子どもたちがいること、自分たちの境遇は恵まれていることを伝えました。

 

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「ピザ!」の兄弟と年も近いわが家の兄弟


百聞は一見にしかず。
写真絵本でも、世界には全然違う生活がある!ということを学べます。

 

 

 「ぼくはまほうつかい」

アフリカ、ガーナの絵本。チョコレートだけでなく、金も有名なんですね。

ふんだんな写真からは、現地の息遣いが伝わってくるようです。

 

 

 「世界の子どもたちの暮らし」

 寒い国も暑い国も、富める国も貧しい国もある。学校、友達、食事など、世界中の学童期の子どもの暮らしが垣間見える本。ページをめくるたびに新たな発見があります。

 

あ~!! 

やっぱり、実際に海外に行きたくなりますね!!

(残念ながらコロナ禍なので、まだまだアマプラにお世話になります…)

 

今日の絵本

「おいしいね うれしいね」「つるにょうぼう」「ミッケ!」

「Five Classic Tales」「きっちり・しとーるさん」

 

長男7歳、次男5歳、3男1歳

 

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癒されたいときの♪ まどみちおさんの赤ちゃん絵本

 

わが家の3男も、もう1歳。

 

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「とびだす いないいないばあ!」いりやまさとし作 を読む三男

 

1歳前後になると、よちよち歩き始めたり言葉らしきものを言い始めたりと、かわいい盛りです。

とはいえ、お昼寝は短くなり、いたずらも始まり、ちょっとずつ大変になってくる時期でもありますよね。

うちは三番目なので、0歳じゃなくなっちゃうー、さみしいーっ!ていう気持ちもありますが。

 

さて、今日は、そんな1歳以前後の親子から楽しめる、癒しの絵本をご紹介したいと思います。

 

 

ママだいすき

ママだいすき

 

 「ママ、だいすき」文:まどみちお 絵:ましませつこ こぐま社

 

やぎさんゆうびん」「一年生になったら」「ふしぎなポケット」などの作詞で有名なまどみちおさんの作品。

この「ママ、だいすき」では、色々な「大好き」のシーンを、ぶたさんやお魚さんなど、動物の親子のセリフにのせて表現しています。

絵は、他にも「あがりめさがりめ」など、わらべうた絵本の絵を描いているましませつこさん。

赤ちゃん絵本は原色系も多く、原色系は赤ちゃんが識別しやすいというメリットがあると思うのですが、この絵本では、原色にはない中間色の柔らかい色合いが、文と絶妙なハーモニーを醸し出しています。(個人的にとても好みな色使いです)

是非、ページをめくって癒されてください♪

 

 

ぞうさん

ぞうさん

  • 発売日: 2016/03/07
  • メディア: 大型本
 

ぞうさん」詩:まどみちお 絵:にしまきかやこ こぐま社

 

もう一冊は、まどみちおさん作詞の中でも一番有名かと思われる、誰もがご存知の童謡、「ぞうさん」に、「わたしのワンピース」のにしまきかやこさんが絵を描いた絵本です。

このぞうさんの、やさしげな表情。

中の絵も色遣いが温かくて、癒されること間違いなしです。

「あのね かあさんが 好きなのよ」

と駆け出して行くぞうさんのかわいいこと。

歌いながら、ゆっくりゆっくりページをめくってみてくださいね。

この絵本、上の子のときは読んだことがなかったな~と思ったら、なんと初版が2016年でした。昔からある童謡が、最近になって絵本として子供たちに受け継がれることに感動です。

 

今日の絵本

「だるまさんの」「じゃあじゃあびりびり」「ふわふわだあれ」

「ミルクこぼしちゃだめよ」「Buisket story book collection」「しもばしら」

 

長男7歳、次男5歳、3男1歳

 

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名作からホラーまで?!ロシアのおはなし3選

皆さんはロシアと聞いて何を思い浮かべますか?
ザキトワ選手?マトリョーシカシベリア鉄道
今回は、そんなロシアで生まれたとっておきのお話を3つご紹介します。

 

 「ハリネズミと金貨」

長男が小学校で読んでもらったお話です。

ある日、道で金貨を拾ったハリネズミは、そのお金で冬支度をしようとしますが、動物たちはお金を受け取らずに冬支度を手伝ってくれます。

この本の素敵なところは、動物たちの親切に対してハリネズミが惜しみなく感謝の気持ちを伝えるところや、ハリネズミもお金では買えないものを他の動物に与えていたところなど、色々ありますが…
なんといっても、鍵となる場面は、ラストシーンでしょう。
ハリネズミは、どうして金貨を置いたのか?
その理由は、本文中にも書かれていますが、現代の日本を生きる子供たちにとっては、不思議なことかもしれません。
 巻末に、解説文が書かれています。それによると、当時ロシアの人々は、困っている人を助ければ自分が困ったときに助けてもらえるので、お金よりも人と人とのつながり、助け合える関係性に価値を置いていたとのこと。

価値観の多様さを知ることができるのも、外国の絵本の魅力と言えそうです。

 

 

おおきなかぶ

おおきなかぶ

 

 「おおきなかぶ」

 おそらく知らない人はいない、繰り返し絵本の名作中の名作。

   国語の教科書にも載っています。

 日本語では、かぶを抜くときの「うんとこしょ、どっこいしょ」というかけ声が印象的で、「うんとこしょ、どっこいしょ」と言えば、「おおきなかぶ」!ですよね。これは、日本で「おおきなかぶ」が広く愛されるのに一役買っているのではないでしょうか。

 また、「おおきなかぶ」も「ハリネズミの金貨」と同じように、困っている人がいればみんなで力を貸すお話ですね。

 

 

まるごとごくり! (こころのほんばこ)

まるごとごくり! (こころのほんばこ)

  • 発売日: 2016/03/08
  • メディア: 単行本
 

 「まるごとごくり!」

次男が何度も読んでとせがんだ一冊。

子供のいないおじいさんとおばあさんが作った土偶が、次々に食べ物を要求する、ちょっぴり怖いお話です。

この絵本は、訳本でありながら、リズムの良さが心地よく、土偶のセリフの箇所をわが家の次男は一緒に口ずさんでいました。

原題は、The clay pot boy。
表紙の絵は、The clay pot boy でもあり、まるごとごくり!でもあるところがまた、秀逸です。


いかがでしたか?
日本にとっては、それほど馴染みのない国、ロシアですが、こうして絵本を読んでみると親近感が沸いてきます。
また、お話から当時の社会が垣間見えるのも、味わい深いですね。

 

今日の絵本

「きゅっきゅっきゅっ」「じゃあじゃあびりびり」「いないいないばあ」

 

長男7歳、次男5歳、3男0歳

 

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あけましておめでとうございます!

 あけましておめでとうございます☆

 

昨年は、たくさんの方にブログを読んでいただき、ありがとうございました。

コロナ禍の1年、緊急事態宣言時は図書館も休館になりどうなることかと思いましたが、

その後は2週間に1度の図書館通いを続けることができてよかったです。

 

小学生になった長男は、学校の図書館の本も読むようになり、様々な図鑑や学習まんが、児童書と興味の幅を広げています。

最近お気に入りのシリーズは、宮川ひろさんのかんぱいシリーズ↓

 

しっぱいに かんぱい! (かんぱい! シリーズ)

しっぱいに かんぱい! (かんぱい! シリーズ)

  • 作者:宮川 ひろ
  • 発売日: 2008/09/15
  • メディア: 単行本
 

 

本当にありそうな身近な登場人物が、失敗や忘れ物のエピソードを通して励ましてくれます。

 

 

次男は、赤ちゃん絵本を読みたがる時期が長かったのですが、急に物語の絵本や「いやいやえん」などの児童書にも興味を示すようになりました。

年末は、「鬼滅の刃」の映画を見て、感動して泣いてしまったのも次男です。

紙飛行機作りが得意で、研究に余念がありません↓

 

キッズおり紙ヒコーキ 距離型

キッズおり紙ヒコーキ 距離型

  • 作者:戸田 拓夫
  • 発売日: 2018/10/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

もうすぐ1歳を迎える三男は、元気いっぱいマイペース。

最近図書館で借りたのは、まついのりこさんの赤ちゃん絵本シリーズのコチラ↓

 

 

「上手上手」と声をかけると、自分で拍手ができるようになりました^^

 

今年も、子どもたちと絵本・児童書の世界を楽しめたらいいな…と思います。

 

去年は大変な1年でしたが、新しい年、よい年になりますように☆

お正月のAmazonのCM、私の友達が歌っています!!ぜひぜひご覧ください!!

 

youtu.be

 

 

 

今日の絵本

「けいてぃー はたらきもののじょせつしゃ」「ひみつの図鑑」

「じょうずじょうず」「いないいないばああそび」「でてこいでてこい」

 

 

長男7歳、次男4歳、3男0歳

 

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サンタさんって信じてますか?

 

早いもので今年もあとわずか。
もうすぐクリスマスですね。

 

さて、クリスマスといえば、サンタクロース。
サンタクロースって、今の子供たちはどこまで信じてるんでしょうか?


我が家の子どもたちは今のところ信じていますが…

 

ある日の長男と次男の会話。
長男「ねぇ、サンタさんてほんとにいるの?お父さんは見たことない?誰か画像撮ってないかな」
次男「Googleで調べてみよう」

サンタさん、ネット社会に狙われています…!

 

こんな調子なので、早晩気付かれるだろうなあとは思いますが…


先日、図書館で借りた児童書でヒヤリとしました。
その本というのが、意外にも、あの「かぎばあさん」シリーズだったのです。

 

 

「かぎばあさんのサンタクロース」作:手島悠介 絵:岡本颯子 フォア文庫

 

主人公の友達の弟が病気で、その子のために主人公のおじさんがサンタクロースに扮して一肌脱ぐお話です。
主人公たちはサンタクロースを信じていないけれど、幼い友達の弟は「まだ」信じている、という設定。

「サンタクロースがいない」ということが前提で書かれてるんですね。

 

えーっ
かぎばあさんの読者層はまだまだサンタさん信じてるでしょ~
と、私は思ってしまいましたが、どうなんでしょう?

それとも、お話はお話、深く気にせず読めるものでしょうか?

 

わが家では、今回私が借りに行って読んだのも先だったので、念のため長男の目につかない所に置いておいたところ、長男は読まなかったようです。

 

隠したのには訳があって…
以前、「おさるのジョージはいしゃさんへいく」で歯の妖精の存在を知った長男が、自分の抜けた歯を枕の下に置いて寝たんです。
そこで、長男が寝入ったあと、枕の下に歯の代わりに10円玉を置いたまではよかったのですが、
翌朝、「わーい10円だ!歯の妖精っているの?お母さんが入れたんじゃないの?」と聞いてきた長男に、「お母さんが入れたんだよ」と正直に答えてしまったところ…
長男がガックリ肩を落として機嫌が悪くなってしまったことがあったのです。

鎌をかけて聞いてきたと思ったのに、歯の妖精を心から信じていたとは…痛恨のミスでした。
(tooth fairyは海外の文化だから構わないと思ったのも間違いでした)

 

おさるのジョージ はいしゃさんへいく

おさるのジョージ はいしゃさんへいく

  • 作者:M.&H.A.レイ
  • 発売日: 2014/10/11
  • メディア: 大型本
 

 

というわけで、サンタさんの方はもう少し信じてもらう予定です☆
かぎばあさんシリーズ読破中の方はお気をつけくださいませ。

 

 

今日の絵本

「The Very Hungry Caterpillar」「ふたつのいちご」「サンタクロースとれいちゃん」

「まてまてまて」「ノンタンはみがきはーみー」「じゃあじゃあびりびり」

 

 

 ↓かぎばあさんの過去記事はコチラ

abcdehon.hatenablog.com

 

長男7歳、次男4歳、3男0歳

 

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虫好きなら読んでみて!迫力満点の写真絵本、BUGS AtoZ

 皆さん、心の準備はいいですか?

 虫好きのかたは必見ですが、

虫苦手な方はご注意を。

 

 

本日ご紹介する久々の英語絵本は、こちら★↓

 

Bugs A to Z

Bugs A to Z

  • 作者:Lawton, Caroline
  • 発売日: 2011/03/01
  • メディア: ペーパーバック
 

 「BUGS AtoZ」Caroline Lawton SCHOLASTIC

 

ご覧の通り、小さい子向けの虫の図鑑的なペーパーバックの写真絵本(31ページ+目次)で、AからZで始まる名前の虫が大きな写真とともに掲載されています。

説明文は、一つの虫につき、2文程度。

それぞれの虫の特徴的な点にフォーカスを当てて述べられています。

(例えば、蛍の光の色や光り方、タランチュラはクモの巣を作らないことなど)

 

 

どんなことが書かれているかある程度予測がつくので、

知らない単語があっても、ほぼ推測読みができました。

意外と、物語の文より読みやすい かもしれません☆

 

そして、知っているようで知らない虫の豆知識もなかなか面白いです。

(イモムシの節は13個あるって知ってましたか??)

 

 

 

ただし!!

虫が苦手な人は閲覧注意!!

 

中を開くと、毛虫やらクモやら、迫力満点のどアップの写真が出てきます。

ひゃ~~っっ

私も、以前は、毛虫やクモなどの這う虫はダメだったはずなんですが…

男の子の母になり7年、今では虫の写真を見るくらいでは何とも思わなくなりました…。

 

逆に、虫好きには楽しいこと請け合いです。

表紙からして、ほんとにこんな虫がいるの?!っていう、色柄。

世界には、面白い虫がたくさんいることを、実感できる絵本ですね。

タイトルの、A to Zzzzzzz‥‥は虫の羽音でしょうか。

Bの上のテントウムシなど、遊び心がいっぱいです。

 

 

 英語絵本である以上に、写真の与えるインパクトがすごすぎるこの絵本。

わが家では、最近英語絵本から離れてしまっていた長男が、読書週間を機に読みました。

(まだ自分では読めず、お父さんの読み聞かせでしたが、親子で一緒に楽しみました!)

 

これからも、興味のある本から、ちょっとずつでも、読んでいってほしいなぁ…

と思います。

 

今日の絵本

「へいわってどんなこと?」「だっこしていいこいいこ」

ぞうさん」「いないいないばああそび」「きんぎょがにげた」

 

 

長男7歳、次男4歳、3男0歳

 

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