絵本、ときどき、英語絵本

医者のパパと看護師のママの絵本育児

「もこ もこ もこ」だけじゃない!元永定正の抽象絵本「ころころころ」

異色な?!定番絵本「もこもこもこ」

 

乳幼児向けの絵本の中でも異彩を放つ作品といえば、こちらが有名です。

 

もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

「もこ もこ もこ」 作:谷川俊太郎 絵:元永定正 文研出版

 

 色・形・擬音語で構成された、抽象的な世界♪

 

絵と融合する絶妙な言葉は、詩人の谷川俊太郎さんによるもの。
絵本のサイズが大きく、小さい子向けの絵本の中では珍しい存在で、一度読んだら忘れないでしょう。


「もこもこもこ」は、1歳~6歳くらいまで、幅広く読まれている印象の定番絵本。

児童館や店頭でもよく見かけます。アカチャホンポにも置いてありました☆

  

蛇足ですが、やはり医療関係の仕事をしているママが、「この絵本、ポリープができて治療でとれてまた再発するように見えるんだけど…」と言っていました。
確かに!おそらく作者の方はポリープとは考えなかったでしょうが…

この抽象の中にストーリーを見出だす読み方もあるんですね。

 

抽象的だから、解釈も委ねられる「もこもこもこ」。
子どもたちはきっと柔軟な感性で読んでいるはず。

 

 

さて、この「もこもこもこ」の絵を描いた元永定正さんが絵を手掛けた絵本には、他にもオススメがあるんですよ♪


次男お気に入り♪「ころころころ」

最近の次男(1歳半)のお気に入りの絵本がこちら。

ころ ころ ころ (幼児絵本シリーズ)

「ころころころ」 作・絵:元永定正 福音館書店

 

たくさんの小さい玉「いろだま」が、様々な色や形の背景の中を転がっていく様子を描いた絵本です。


「もこもこもこ」よりは抽象度は低く、擬音語は「ころころ」の繰り返しで、

「かいだんみち」「でこぼこみち」「すべりだい」などと擬音語ではない言葉も出てきます。

「もこもこもこ」と比較しても、わかりやすい絵本と言えると思います。

 

ボールが好きな次男には、「いろだま」がコロコロ転がる様が面白かったようです。
何度も繰り返し読んでと(ジェスチャーと言葉にならない声で)言われました。

「ころころころ」、ボール好きな子には特にオススメですよ!


赤ちゃんはオノマトペが大好き。
赤ちゃん絵本の記事書いています↓ 

abcdehon.hatenablog.com

 

 

今日の絵本

「いろいろきのこ」「いろいろごはん」「ぼくパトカーにのったんだ」「ころころころ」「おててがでたよ」


長男4歳 次男1歳


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