絵本、ときどき、英語絵本

医者のパパと看護師のママの絵本育児

お歌が好きなら絵本でも♪歌うような心地よいリズム「りんごころころ」

「りんごころころ」松谷みよ子作 とよたかずひこ
童心社 あかちゃんのおいしい本シリーズ 
内容・感想紹介♪



寒い日はお家で絵本日和。
今回は、乳幼児の読み聞かせにピッタリ!なこちらをご紹介します♪


「りんごころころ」の作者は?


「りんごころころ」の歌うような文は、日本で一番発行部数の多い絵本「いないいないばあ」を作られた松谷みよ子さん作。

シンプルで優しい絵は、「でんしゃにのって」シリーズが人気のとよたかずひこさん

世代を超えた絵本作家さんの素敵なコラボレーション作品です。



「りんごころころ」のお話は?

ハナコちゃんが野原を歩いていると、たくさんの実をつけたりんごの木が泣いていました。
実をとってほしいと訴えるりんごの木。
ハナコちゃんがりんごの実をとると、りんごはころころ転がって、みんなのところへ。
ハナコちゃんもりんごと一緒にお母さんの待つ家へ帰ります。


「りんごころころ」の魅力

「りんごころころ」は、詩のようなリズム感のある文章で綴られています。
そのリズムのよさは、繰り返し読んでいると知らず知らずのうちに、暗唱してしまうほど

多くの詩と同じように、台詞に「」がないのも特長です。
「りんごころころ」には、ハナコちゃんの台詞、りんごの台詞、お母さんの台詞が出てきますが、そのどれにも「」は、ついていません。
けれども、絵を見れば誰がしゃべっているか、一目瞭然です。

絵と文を別々の人が書いたとは思えないくらい、絵と文がしっかり呼応している、絵本らしい絵本です。


「りんごころころ」との出会い

「りんごころころ」は、やはり絵本好きの私の母が買ってきた絵本です。

そのテンポのよさやわかりやすさから、長男は1歳代から読み始め、2歳、3歳の今も好きな1冊です。
「りんごころころ」には、見開きで1ページ、文字が全くない絵だけのページがあります。

我が家ではこのようなページを「絵を見るページ」と呼んでいますが、「りんごころころ」の「絵を見るページ」が長男のお気に入り。

木から落ちて転がったりんごが、牛さんや小鳥さんや赤ちゃんやおばあさん…
みんなのところに届いて、それぞれに味わう姿が描かれているページです。
そのうちの一人は、男の子の姿も!

「○○のところにもきたね~」と子どもの名前を言うと嬉しそう。
主人公は女の子でしたが、男の子も出てきてよかった!

そして、動物たちがどんな風にりんごを食べるのか、人々はどんな風にりんごを調理して食べるのか、いつも興味津々に見ています。


赤ちゃん絵本についてほかにも記事を書いています。
どうぞご覧くださいませ♪

 

今日の絵本
「でんしゃにのって」「よるのびょういん」「ひとまねこざるびょういんへいく」
長男3歳 次男1歳

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