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春♪想像力いっぱいの「たろうのひっこし」と引っ越し絵本オススメ

「たろうのひっこし」村山桂子作 堀内誠一絵 福音館書店 感想・内容紹介♪



想像力あふれる子どもの発想が楽しい「たろうのひっこし」は、引っ越しを経験したことのない子どもたちでも楽しめる引っ越しのごっこ遊びの本です。


「たろうのひっこし」の作者は?

ちょっぴりレトロで味がある絵は、「ぐるんぱのようちえん」「こすずめのぼうけん」など絵本の世界を豊かに描く堀内誠一さん。
子どもも大人も楽しめるテンポのいい文は、「おかえし」の村山桂子さん。

「たろうのひっこし」は、福音館書店から出ている、村山桂子さんと堀内誠一さんのたろうシリーズの1冊です。

たろうシリーズには他に、「たろうのおでかけ」「たろうのともだち」「たろうのばけつ」があり、「たろうのひっこし」と同じたろうとお友達が出てきますよ。


「たろうのひっこし」の内容は?

ある日、たろうはお母さんから古いじゅうたんをもらって自分のおへやを作ります。
すると、それを見たお友達の猫、犬、あひる、にわとりが、ほめながらもお部屋の場所についてリクエストするのです。
そんなお友達の希望に応えて、引っ越しをするたろう。
じゅうたんをお部屋に見立てた想像力いっぱいの引っ越しごっこです。
たろうが最後に引っ越した先は・・・?
満開の桜も出てきて、春にぴったりの一冊ですよ。


「たろうのひっこし」との出会い

春は、引っ越しシーズンですね。
我が家も、去年の春引っ越しをしました。

引っ越しがなんなのかわからない当時2歳8ヶ月の長男のために…絵本の登場です!
引っ越しをテーマにした絵本をあれこれ子どもと一緒に読んでみました。

その中で長男が一番気に入ったのがこの作品です。
園生活も始まっていない、住所もよくわからない子どもにとっては、大人にとっての「引っ越し」は興味の範囲を越えていたようです。
でも、「たろうのひっこし」で描かれている「ごっこ遊び」での引っ越しなら理解できるし楽しめるんですね。


「たろうのひっこし」対象年齢は?

対象年齢は、読んであげるなら3歳から、自分で読むなら小学校低学年からと記載されています。
「たろうのひっこし」は、全部ひらがなで書かれているので、自分で平仮名が読める子にも向いていますね。


引っ越しがテーマのオススメ絵本

「たろうのひっこし」より、少し大きい子にもオススメはコチラ♪
引っ越しごっこではなく、本当の引っ越しをテーマにした作品です。

仲良しの友達との別れと再会を描いた松成真理子作「せいちゃん
(主人公・お友達が男の子のお話)

環境の変化と新しい友達との出会いを描いた筒井頼子作 林明子絵「とんことり
(主人公・お友達が女の子のお話)
 

今日の絵本
「そらまめくんのベッド」「たろうのひっこし」「The Very Hungry Caterpillar's finger puppet book」「もりのゆうびんきょく」 「じゃあじゃあびりびり」「ばいばい」「きゅっきゅっきゅっ」
長男3歳 次男1歳

 

abcdehon.hatenablog.com

 

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